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ジェラシーのotomのレビュー・感想・評価

ジェラシー(1979年製作の映画)
4.7
天使の歌声アート•ガーファンクルが主役を張った一本。精神分析の博士とフリーダムなメンヘラちゃんの痴情のもつれがもたらした事件の顛末を刑事ハーヴェイ•カイテルの視点から組み立てていく。お互いに愛があるのに、とにかく噛み合わない2人の行き着く先の悲惨さったらない。組み立てられた断片が埋まるごとにスリリングな展開をみせるニコラス•ローグ監督の上手さ。ケツ丸出しの汚れ役を見事にこなしたアート•ガーファンクル。良作でした。
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