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ジェラシーのreifのレビュー・感想・評価

ジェラシー(1979年製作の映画)
1.7
天パーもじゃもじゃ頭のアート・ガーファンクルが役者としてどこまでやれるかチャレンジ! 精神分析学のシニカルなインテリ先生、奔放で自堕落な肉感的美女(人妻)にハマる。

全編痴話喧嘩

とベッドシーン(エロい)。ご案内の通り、恋愛映画に冷淡でだいぶつらかった。ニコラス・ローグは流石の眠さ。時系列が「ラブラブ編」「ケンカ編」「事件編」「捜査編」の四本だと思う、絶え間なく切り替わる。疲れる。

「愛してる!」「愛してる!」「愛してよ!」

と怒鳴り合っている。わかるけど、ここまでもつれたら愛じゃないね。「心中しろや」という気持ちになる。愛は、一緒にいること、同じものを食べること、一緒に寝ることである。怒鳴り合ってるのが愛とかいう幻想を広めるのはよくない。愛じゃないよ。

アレックス、冒頭でさりげなく嘘をつくんですよ。追い詰めていく刑事ハーヴェイ・カイテルは若いはずなのに老け顔。そもそもこれ、どこの国の話だったんだろう、チェコ? 国境を越えることに何の意味が? ラストカット、何…、この…、湖…(意味不明すぎて死亡)
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