栗

ハチミツとクローバーの栗のレビュー・感想・評価

ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)
5.0
うお〜すごいよかった!

めーっちゃよかった…いや…よかった。

メディアミックスなんてまだ全然な時代に、ここまで時代を先駆した作品があったのですね。

マリオ&ルイージの異様な完成度の高さはなんだったのかな。

ぜひ原作を読んだ後に見てほしいと思う、感動もひとしおであるから。

無理やり原作の内容詰め込んだ作品じゃなくて、登場人物たちの途上までが描かれている点が素晴らしかった。

作品へのリスペクトの高さがすっごく感じられた。

見てる最中に「ナイスキャスティング!」150回くらい叫んだ。

特に森田さんがよかったと思うし、竹内くんも、はぐちゃんも完璧によかった。

創作に取り組むシーンもしっかり描写してあって、作品の本質を忘れてない。

映画として、独立した作品を見ている気分になった一方で、原作でできなかった要素を映画でやっている要素もあって胸が熱い…若さ弾ける、瑞々しい作品。
栗