鍋山和弥

銀河英雄伝説外伝/わが征くは星の大海の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『ラインハルト』は、自軍のことを、隅から隅まで考える。『ヤン』は、自分が、もっと、自分の考えを、進言してれば、もっと、自軍の被害を、抑えられたと、後悔する。味方のことを、捨て駒と考えず、犠牲者を、増やさず、最小限に、留めたいと、考える上官の存在は、貴重だ。この2人は、その貴重な存在に、値する。敵対する者同士だが、この2人は、似た者同士。頭脳派同士の、ライバルとして、戦場で、相見えるだろうと、分かるであろうという、序盤感のある、作品だった。僕は、戦争反対派だし、戦争になれば、犠牲者を出さないように、考える、こんな人物を、尊敬する。果たして、ここまで部下のことを、考えられる上官が、この世に、どれ程、いるだろうか?
鍋山和弥

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