いたみ

偽大学生のいたみのレビュー・感想・評価

偽大学生(1960年製作の映画)
5.0
めちゃくちゃ面白かった…!
大江健三郎を読んだときの、閉塞感、八方塞がり、焦燥、不快感、逃げ出したくて、読み捨てたくて、しかし終わらないことにはどうにもおさまりつかないから、もはや仕方がなく読むけど、結果めちゃくちゃ嫌な気持ちになる、もはやわらけてくるくらい「なんだよ…」みたいな「ありかよ、そんな…ひどいよ…やめてよ…」みたいな、あの空気がしっかり映画に落とし込まれていて、おみごとでした。
黒沢清が言う「死の機械」まさに動き出したらもう止められない不幸のピタゴラスイッチ
ほんと不愉快!!!!
いたみ

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