池袋・新文芸坐で鑑賞。
4浪の男(ジェリー藤尾)が大学受験合格発表を見るところから始まる。
故郷の老いた母親に申し訳ないため、「大学合格した」と嘘をつくが、学生運動まっただ中の1960年ごろのため…
【ライプニッツ(1646-1716)とスピノザ(1632-1677)について】
この物語の原作は大江健三郎であり、大江健三郎は、スピノチズムに強い影響を受けているので、スピノチズムとは何かについ…
三島由紀夫主演「からっ風野郎」と併映はにくみの極み、最高。
帯盛の女ver偽大学生「大学番外地」と見比べるのもアリ。
数々の傑作を生み出した増村にしてはそれほどでもない印象だが(それでも面白い)モノ…
兎に角、面白かったなぁ
場内スゴイ演出に失笑が起こるシーンも多々あったけど、そのせいでブラックコメディみたいになっちゃったけど、シリアスなテーマではありました
若尾文子さんの使い方が勿体無かったなぁ…
手前にある教科書を退ける冒頭からしてこれはヤバい映画だとゾクゾクさせられる。話はすんげえ面白かったんだけど、編集が増村の映画にしてはトロい気がする…そこだけが残念。ジェリー藤尾ってアホ面の室伏みたい…
>>続きを読むキチガイじみてる。傑作!
どれだけ努力しても、大学に落ち続け、何者にもなれずに、気が狂ってしまった男の話。ジェリー藤尾の頭が悪そうな人相も素晴らしい。若尾文子の顔が常に疲れてる。
ジェリー藤尾が大…
このレビューはネタバレを含みます
増村保造の映画は「微妙に」肌に合わない。
というのも、扱ってる内容や話は面白いのだが演出が鈍臭く感じられてしまうのが一つ。
もう一つはテーマがまずありきな作品に見えてしまうところ。
別にテーマ主義で…