淡島千景が家族の尊厳を守るために取る決断に胸を強く打たれた。エキセントリックなタイトルと裏腹にめちゃ社会派。それでいて森繁のナレーションに加えいい顔がそろった役者陣のコミカルかつシニカルな芝居も重な…
>>続きを読む2004年8月20日、千石の三百人劇場「渋谷実特集上映会」で鑑賞。(1000円)
冒頭の山の遠景場面が美しい映画。
この映画、タイトルからすると「凄い世界が描かれているんじゃないか」と思うが、観…
「差別」という問題に関わっていく際、「エセ人格者」を装った「自称フェミニスト」や「環境保護主義者」、利益感情で「権利」を主張してくる人々が多いと今になって感じるのですが、
目の前の「差別されている人…
タイトルからして今村昌平や大島渚のような世界観を想像していたら、気違いというよりただの業の深い普通の人間たちだった。雑にセンセーショナルなことをやるのではなく、丁寧な脚本で人間関係の地獄が描かれてい…
>>続きを読む新文芸坐
青銅の基督との二本立て
青銅の基督で、神だ信仰だなんだと
重めにやっていて
片やこちらは
お布施の金額でお経も端折らないし、ガメたりもしないから、住職もレコード流そうという
まぁ色々雑〜…
タイトルからして
胸糞悪い話かな〜と思って
ビクビクしたが、
そこまでの絶望感ではななくて安心。
部落特有の閉塞的な空間で
交わされる醜い争い。
そのスケールの小ささに呆れはするが、
場所が変わ…
このレビューはネタバレを含みます
タイトルに惹かれすぎて鑑賞。
ある小さな集落で諍いから村八分が起きる話。
余所者が弾かれる村八分ではないし、
作中で殺人事件は起きていないが、
山口連続殺人放火事件を思い出した。
冒頭の挨拶から…
すごい、ナチュラルでリアル。生きてる。そこに住んでる人の身体性。自由な身体。
人物同士の距離感や親密さに、一緒に生活してきた時間を感じる。
引きの絵の奥行が綺麗なのは、日本家屋独特だよね。襖外したら…