冒頭の意味がわからないと、おもしろくないかもしれません。私は、一回見た後、ポカーンだったのでネタバレサイトで確認してもう一回見ました。
オープニング、赤い液体の入った注射器、針をおそらく腕に刺す。(刺してる感無いですが!)。赤ちゃんの泣き声。場面変わって、小学生くらいの女の子、傷を負った小鳥を見つける。あろうことか石で…それを見ているもうひとりに女の子。「あんた誰?」「あんた誰?」二人には左目下のほくろが…
ここで話は飛んで、カウンセリングルームへ通う和樹という青年の話になります。勤め先のマネキン工場の謎の女と、謎の女が探している女、和樹の亡くなった彼女、そして挙動不審の同僚の彼女。なんだかややこしい。
富江の魅力って、超絶美人で男を虜にし、そして男は富江を独り占めにしたいがために、富江を殺さざるを得なくなる。それほどに人を狂わせてしまうわけですが、この映画ではそもそも、そこにスポットを当てている訳ではないので、ちょっと物足らないし、怖くもありませんでした。