福福吉吉

富江VS富江の福福吉吉のレビュー・感想・評価

富江VS富江(2007年製作の映画)
2.5
恋人の尚子を目の前で何者かに殺されたショックで心に傷を負う梅原一樹はマネキン工場に就職した。そこで一樹は富江という尚子とそっくりの女性と出会う。一方、富江は自分と同じ名前の女性を探していた。

タイトルどおり、二人の富江が争うのであるが、従来どおり富江は近づく男性を虜にしており、それぞれの富江が虜にした男同士で争うという不思議な団体戦が始まり、わりと面白かった。富江同士が争う理由もしっかり設定されている。
主人公である梅原一樹が物語の途中で富江に誘惑されても虜にならない理由もラストで明らかになるので、なかなか良くできているように感じました。
本作で富江を演じているのがあびる優と松岡恵望子。富江の妖艶な感じはあまり無かった。
ラストに意外性があって、まあまあ面白かったと思います。但し、画面がずっと安っぽく、知らない役者だらけということもあってTVの2時間サスペンスを観ているような気分だった。その分少しマイナスかな。
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