エーッ!!これで終わりかよ・・・とぶつ切りの様なエンディングに呆気に取られてしまった。苦笑
最初の方、神社の記帳名簿に書かれているある名前の筆記体が、亡き父の筆記と似ているという事件導入エピソードがそもそも無理があり過ぎ。
それでも松本清張ならではの錯綜的なスリルサスペンスが見られるに違いないという期待を保ちつつ静観していたのだが、いくつかのバイオレンスはあったもののどうにも筋立てがピリッとせず、幸福か不幸か何とも言い難いあの場面でこそ重大な事件が起こるに違いないと思っていたら、いきなりのエンドなので、殆どの視聴者はネガな意味で驚いたんじゃないか
な。
ちょっと珍しい「なんじゃそれは・・・」な映画でした。