氷雨水葵

名探偵コナン 世紀末の魔術師の氷雨水葵のレビュー・感想・評価

4.0
2024年25作目

哀ちゃん初登場! 

◆あらすじ
怪盗キッドから、インペリアル・イースターエッグを盗むという予告状が届き、大阪にやってきたコナン一行。

西の高校生探偵・服部平次も加わりキッドの謎を解くが、エッグは盗まれてしまう。

そして、エッグの謎に導かれ古城にやってきたコナンたちだったが―――。

◆感想
とりあえず今回は3作目までの感想!

『世紀末の魔術師』では、怪盗キッドと服部平次が劇場版初登場!しかも舞台は大阪!!好敵手とのドラマがここからはじまったと思うと感慨深い。心なしか山口勝平さんや堀川りょうさんのお声が若く聞こえるのは25年前の作品やからか・・・てか、平次くん顔黒くない!?オープニングはもっと浅かった気がするけど錯覚?ww当時は宮村優子さんの声がアスカの声だって知らなかったけど、どう聴いても2号機パイロットだわ。

今回のテーマは、ロシア最後の王朝・ロマノフ王朝の秘宝、インペリアル・イースターエッグを巡る歴史ミステリー。『迷宮の十字路』もそうやけど地元が舞台って嬉しい。通天閣や道頓堀、大阪城などの名所が描かれてるのテンション上がる。コナンくんのおみくじの結果に「ホンマ(ニヤッ)」って言う平次くん好き(笑)毎回思うけど、平次くんの大阪弁コテコテすぎて鑑賞後、現実で人と話すとき困んるんやけど…「なんやて!?」「~やさかい」とか、最近の人は言わんよな??平次くんが派手にリアクションするたびに笑ってまうwww何回も観ただけに結構好きな作品なんやけど、一つ残念なのは平次くんの出番が序盤しかないこと。だから『迷宮の十字路』で主人公やったのは嬉しかったな。

この時のキッドはまだ謎めいてる印象やね。あんまりセリフないし、ほとんど白鳥刑事だし(笑)テレビシリーズとか劇場版で出番が増えていくにつれて人間味を帯びていってる気はするが。コナンの正体を知ってるっていうのもあるけど、平次以外でコナンのバディになっていくのを見てると親みたいな目線になってしまう。今の世界線ではとんでもない真実を知っているしな!?『100万ドル五稜星』参照。

歴史と謎解きが融合してるの良いな~どっちもロマンあるし、エッグにまつわる素敵な真実が解き明かされる結末も高評価👍キッドの予告状とタイトルにもなっている『世紀末の魔術師』の意味に驚きを隠せない。そこで繋がるんかい!!エッグの仕掛けでニコライ皇帝一家の写真が映し出されるシーンはちょっと感動した。

そして、本作でも一番いいところで『キミがいれば』!!!

ほんと蘭姉ちゃんにはいつバレるんだろうねコナンくんの正体!?さっさと言ってしまえって思うけど、でも「実は俺・・・ほんとうは」って言いだした時は「ここで!?」って正反対のこと思った。テレビ放送ではいくつかカットされてるシーンが配信だとあるから良いね。カット版を観すぎて、あれ?こんなシーンあったか?と思うこともしばしばだったわ(笑)最後の最後でキッドとコナンくんの絡みあるの嬉しい!

そして、主題歌はB'z!!主題歌聴くと映画のワンシーンが浮かんだりするから、本当に曲のイメージってすごいな。最近はあんまり思わないけど、昔のコナン映画は主題歌ありきといっても過言では・・・とか言ったら怒られるかな💦ちなみに『衝動』が一番好きな曲、コナンシリーズでは(劇場版ではないけど)。

エンドロール観て思ったけど、大塚周夫さんとか宮本充さんとか大塚芳忠さんとか、ベテラン声優様が演じていらっしゃるやん!?中森警部は、今は亡き石塚運昇さんだし、いろんな人がコナン声優になっている。
氷雨水葵

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