いわやん

精霊流しのいわやんのレビュー・感想・評価

精霊流し(2003年製作の映画)
3.6
偶然なのですが、きょう、母親の三回忌を行いました。
で、この作品を観てしまいました。

主人公の少年雅彦は、長崎で育ったが父の仕事がうまく行かず、母の妹の嫁ぎ先の鎌倉へ。

真面目な母親と比べて、自由で活発な叔母に違和感を持つ。叔母の義理の息子春人と近所の徳恵と微妙な三角関係・・。

長崎の母が亡くなり、雅彦はある時、大切な事実を父から聞かされて・・。

観たタイミングなのか、とても感動しました。男は全てマザコンと言われますが、やはり母が題材なのは、切なさと温かみと悲しみがこみ上げました。

ちなみに、椎名桔平が場末の自動車工場の社長を演じていて、今までのイメージと違う人物像で、とても良かったです。
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