確か春日部のロビンソンシアターにて鑑賞。
前作のサブタイトルでもあった「旅の仲間」は分かれることに。
これによって複数のルートの同時進行へと枝分かれ。
選ばれたパーティによる一本道展開だった前作とは大きく物語の様相が変わる。
終盤では角笛城での籠城戦が描かれ、物語の規模が前作よりも大幅に拡大。
目まぐるしく変わる展開、迫力満点の映像、前作も充分すぎる程「映画館で観たい映画」ではあったが、それが更にグレードアップ。
次回作への期待を最高潮にまで高めてくれる。
もう１つ注目したいのが、撮影の手法。
通常なら１本撮って公開、ヒットすれば次、の繰り返しになるわけだが、このシリーズに関しては３本分を一気に撮影している。
なので１本１本の公開は間が開いているのに、それぞれの繋がりに対して驚くほど違和感がない。
そんな撮影の仕方は、それこそ確実にヒットするであろう確証がなければできないこと。
そしてそんな撮り方だったからこそ可能になった『指輪物語』の世界の再現。
そして見事にその期待に応えた製作陣。
シリーズ通しての完成度の高さはお見事と言わざるをえない。
