昔からずっとハイスクールバカコメディだと思い込んでスルーしてた。だって80年代だしロブ・ロウだし。
素敵なんだろう。きっと素敵なんだろう。としか言えないのは…
原作読んでないからわからないけど、集団レイプしてきた相手を好きだとジョディ・フォスターに言わせたり(そもそも目の前でレイプされかかってるの助けないで加勢を呼びに行く流れがムカつく)、レイプ描写が苦手なのもあって(だからロマンポルノなども観られない)、ままならぬ流れていく人の心理とレイプをライトに一緒くたにするなよと、そういう観かたはダサいし文学も映画もわかってないとか思われるかもしれないけど、私は嫌だった。完全に個人的志向だけど死がライトに描かれるのよりも嫌。それもあって、迷いの過程としてのフリーセックス状態もどうも受け付けなかったしロブ・ロウが若過ぎて常に頬が紅潮してるのすら気色悪かった。熊の着ぐるみを着た髪ボサボサのナスターシャ・キンスキーはずっとそのままでいてほしかった。省略は悪くなかったし、長い原作を頑張ってまとめているのだろうとは思うけど。
