新・平家物語に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『新・平家物語』に投稿された感想・評価

Yuuki

Yuukiの感想・評価

3.8
雷蔵の眉毛と木暮実千代のチチの強調やりすぎ。三部作の一部で終わって残念。

大スペクタクル歴史物語!
完膚なきまでに美しい映像で構成され、動く絵巻物のごとく。

本作について溝口が不得手なジャンルで戸惑っていた、と後に語っているが(増村が)、確かに溝口色が出しにくそうに感じ…

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TsutomuZ

TsutomuZの感想・評価

3.7

戦後10年1955年の若者アプレゲールとしての平清盛。
まるで「エデンの東」のよう。

溝口健二が急逝しなければ若きスター市川雷蔵とどのような作品を作ったのだろうか?

進藤英太郎がファウストにおけ…

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ひでG

ひでGの感想・評価

3.5

大河ドラマの短縮形のような感じもするが、時代の激変期で激しく生き抜く人々の姿をダイナミックに描き、見応えのある歴史大作!

歴史上の人物のドラマはなかなか難しい。
視点が複雑過ぎては観客に伝わらない…

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僧兵どもにいちゃもんつけられた林成年らが立ち回る様子が次第に画面の奥行きにもっていかれ、スッと手前の町人にフォーカスするとこ、かっこいい。宮川センセ~♡
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.5

吉川英治原作。溝口×雷蔵の歴史大作。もうね、ロケやセットの雰囲気から違う。平安時代をそのまま持ってきたかの様な映像美術。

藤原一族による貴族全盛の平安時代。平家ら武士の不遇に藤原氏の圧政。
雷蔵が…

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衣装、セット、エキストラの群衆など、平安時代を再現していて素晴らしい。
特に比叡山の僧兵が押し寄せてくるシーンは圧巻。

源氏が出てこなかったので、続きが観たい。

美術が本当に素晴らしい
平安時代の再現
もうこういう映画は作れないだろう
贅沢すぎる

物語は平忠盛が死に、清盛が立つまでなので、これから面白くなるといったところで終わる
うまくまとまっているが、続…

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誰の子であろうが自分は一人の人間であるという宣言、そして神輿に矢を射る権威への反抗。この清盛像は大河ドラマ『平清盛』でも繰り返される。理知的で好青年という清盛の映像イメージは今もなお新鮮で、市川雷蔵…

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溝口健二初のカラー作品「新・平家物語」3部作の1作目を溝口が担当。カメラは宮川一夫、音楽は早坂文雄。冴え渡る宮川のカメラワーク(2台のクレーンをカメラを担いだまま乗り移った!)と時々ブライアン・イー…

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