ミヒャエル・ハネケ監督作。
別作品のDVD特典映像の監督インタビューでハネケが「コミュニケーションの難解さ」について語っていた。
それを具現化したのがこの映画ではないかと思う。
肝心なところでコミュ…
今まで観たハネケ作のなかでも一番難解だったけど、一番オススメしやすいかもしれない。ハネケの超が付くほどの徹底した写実主義を味わえる映画。例えば商業的な映画だったら、地下鉄のシーンの冒頭で青年がデカい…
>>続きを読む人と人とは分かり合えない・通じ合えない、という当然なんだけれども途方もないメッセージを群像劇でもって伝えたこの作品からは、ご都合主義な群像劇に対するある種のアンチテーゼを感じざるをえない。
ただしこ…
『コミュニケーション』を通じて互いに理解し合えない人達をテーマに描くハネケ監督の群像劇。OPと終盤の聾唖の子供のカットが強烈ですね。
開始早々に表示される『未完の物語』的なテロップ。それは、移民問…
ついにストーリーをほぼほぼカットしてしまったハネケ。
その代わりメッセージはより強くなってきた気がする。(僕が感じたメッセージは"わかりあえないこと"なので、本当にわかりあえたのかは不明)
最初…
最近ついてないアタシの日常について吐露したような映画。
ハネケ先生の映画はさ、説明をしないよね。かっこいい。
でも調べたくなるよね。そこが憎い。知識欲をくすぐるってすごいとおもう。
ねえ、今何考えて…