好きなシーンは2、3個
聾唖の子供のシーンが最初と最後に置かれてることから、この映画のテーマがコミュニケーションであることは推察できるものの、群青劇があまりにもランダムにそして唐突に切り替わるから…
ミヒャエル・ハネケ監督作品9作目…。
健常者以上に動きに対して洞察力があると思われる聾唖の子供たち…ジェスチャーゲームでなかなか伝わらず涙ぐむ少女…
時間に追われ恋人の弟ジャンに耳を傾けられない…
話せる手段を持っている大人たちのコミニケーションは上手く行かない(もしくは破綻している)のに、話せない子供たちは、簡単に伝わらない中でも、手話を尽くしてコミニケーションしようとしている。
シンプル…
訳わからないところも多いけど、ずっと集中して見れたし、ドキドキした。何か起こりそうな怖さ。
どの世界のどの瞬間をスライスしても、何かしらの衝突の芽はあって、それが破裂するのはたまたまでしかないという…
伝達、対話、コミュニティケーション
これがどれだけ難しいことなのかがストレートに伝わってくる作品だった
断片的ないくつものストーリーを見させられることになるが普通の群像劇のように全てが1つの話に…
ミヒャエル・ハネケ監督作。
パリを舞台に、出自もばらばらな人々の日常を見つめた群像ドラマ。
ハネケ11本目のレビューは長編劇映画第5作『コード:アンノウン』。
映画を撮影中の女優:アンヌ、彼女の…