あらすじ:ファンタジーを信じてなきゃできないこともある!
僕は吸血鬼映画オタクの童貞なんだけど、隣家に吸血鬼が越してきたんだ!家族や友達が危ないのに誰も信じてくれないよう!…というお話。
思ったよりコメディ色は薄く、大人はおろか、同級生までも最期まで信じてくれない孤立無援状態が、リアリティと緊張感を演出。
猜疑心ゼロ勇気マックスのオタクチェリーを助けてくれたのは、猜疑心マックス勇気ゼロのオタクジジイ。少年とおじいちゃんは、無垢の象徴たる可愛いコンビです。
ただ、こだわりの特殊メイクをじっくりお披露目したかったのか、グロシーンがややしつこい。それに伴い、クライマックスが間延びしていてちょっと残念。あとヒロインがイモ。
とはいえ、円環構造となっている童貞卒業エンディングからのあのラスト、良いスリラーです。