マリンの神風

白い巨塔のマリンの神風のネタバレレビュー・内容・結末

白い巨塔(1966年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

田宮二郎主演 架空の物語。

第一外科助教授 財前(旧姓 黒川)吾郎の遍歴
・東教授勇退に合わせ、お金持ちの大名 教授の座を狙う
・故郷 岡山県の母の支えもあり、浪速大学医学部を卒業し、財前産婦人科医の婿養子に
・食道外科の若き権威者として、サンデー毎日にも掲載
・第一内科 鵜飼医学部長を味方に付け、東都大学 船尾教授推薦の金沢大学 菊川氏・徳島大学 葛西氏との攻防を制し教授当選
・一方、患者の胸部のレントゲンにて噴門部の癌が肺に転移とみる里見に対し、1人の患者に過ぎず慢性胃炎と診断
・呼吸困難を術後肺炎として抗生物質で対処
・患者の死=誤診と訴えられ、裁判では病理学 大河内教授・臨床医 里見助教授の反対尋問を制する
・財前の死には触れず、里見が地方病院へ左遷され、幕を閉じる

白黒・煙草・着物・ちょび髭・宴会で踊る+財前が愛人に2回ビンタ(作品尊重の為ノーカット)など昭和作品、総回診・手術シーンetc.

唐沢版も神ドラマであり、山崎豊子大先生のお力だろう。