五月の七日間の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『五月の七日間』に投稿された感想・評価

catman

catmanの感想・評価

5.0

1964年公開。ソ連と核廃棄条約を締結した米政府と、これを国家的危機と捉え水面下でクーデターを企てる軍部との攻防を描くポリティカルサスペンス。
J.ゴールドスミスによる超ソリッドな主題曲×洗練された…

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✨2024年6本目

バート・ランカスターとカーク・ダグラスという顔面癖強の2人が、米軍の長年の上司部下という関係性でありながら、裏でクーデターを目論む上司を怪しんで、部下が政府と組んでバチバチに対…

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架空の1970年5月
軍人や政治家で結成された秘密結社が米国政府を乗っ取る計画を描いたクライムドラマ。

派手な展開はなく、会話劇なので字幕を追うので疲れてしまったが、ひょっとしたら歴史の裏ではこう…

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普通オールスターキャストではやらない、或いはオールスターであるがゆえ核心に触れられたポリティカルな映画。

まずホワイトハウス前でデモ隊と支持派の縦隊がすれ違う瞬間、一触即発の緊張感に痺れる。フレデ…

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Fisherman

Fishermanの感想・評価

4.6

民主主義だからいろんな意見があるのは分かる。しかし、法治国家であり憲法があり、分別がある。その前提を覆す凄い映画だった。
核を持つ大国の愛国心を考える立場の違いによって、起きる可能性のある設定だけに…

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mh

mhの感想・評価

-

公開当時の10年後のアメリカを舞台にしたポリティカルスリラー。
「博士の異常な愛情」や「未知への飛行」で発生した核戦争の危機を回避したこの世界でも、似たようなクライシスが起きるのが皮肉だし、リアルだ…

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Yuzo

Yuzoの感想・評価

5.0

この監督が私の大好きな俳優を並べて作ったポリティカル・サスペンスなんて、最高のシェフが最高の素材で作った料理みたいなもので美味しいに決まってると思って観てみたらやっぱり最高に面白かったというのは、映…

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HK

HKの感想・評価

3.8

ジョン・フランケンハイマー監督の1964年の作品で、同監督の『影なき狙撃者』『ブラック・サンデー』などと同じくポリティカル・サスペンス路線。
今回はアクションが無い分ちょっと地味に感じるものの見応え…

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yosaka

yosakaの感想・評価

4.0

名作「OK牧場の決斗」のバート・ランカスターとカーク・ダグラスがタッグを組んだ軍事スリラー。不穏で不気味な緊迫感。モノクロ映像がそれに拍車をかける。政治と軍事。あり得ない話ではないところが怖い。硬派…

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同時期の冷戦モノには名作が多いが、この映画の剛直さに比べるとどれも戯画的ともいえる。
密室劇に近いにもかかわらず、『大列車作戦』と同規模のスペクタクルを内包していると感じる。
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