静かで怖い政治サスペンス!
時は冷戦時代。
大統領はソ連と核不使用条約を批准しようとしていたが、根強い反対を受けていた。
そんな中、ジグス大佐は上司にある疑いをかける…
愛国心も間違った方向に進むと恐ろしいことになるという典型。
中盤の軍部の暗躍が怖すぎる。
さっきまで話してた人が忽然と消えるとか、自分だったら調査やめちゃうかも😱
この映画はアクションではなく、ほとんどがあくまで調査と話し合いで成り立ってる。
それなのにこんなに面白いのは脚本が優れてるからだろうな。
クライマックスで大統領と軍部の対決シーンで大統領が発する言葉の重み。
当たり前なのだけど、それが民主主義の基本。
最近でもミャンマー軍がクーデターを起こして悲惨な状況になってるけど、軍部が独裁政権になるとろくなことがない。