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五月の七日間のmhのレビュー・感想・評価

五月の七日間(1963年製作の映画)
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公開当時の10年後のアメリカを舞台にしたポリティカルスリラー。
「博士の異常な愛情」や「未知への飛行」で発生した核戦争の危機を回避したこの世界でも、似たようなクライシスが起きるのが皮肉だし、リアルだし、笑えない。
チームを組んで謎の解明にあたる中盤の楽しさが尋常じゃなかった。
現代のエンタメ映画では当たり前の多重クライマックスになってる。
まるで話の通じない軍人まじ怖かった。ケネディ大統領がこの原作を読んで、ほぼ同じことが起こると信じてたという話だ。
ジョンフランケンハイマー監督はこの一作前が「影なき狙撃者」で、一作あとが「大列車作戦」か。この三作の並びがとんでもないね。油乗りまくってるなぁ。
面白かった!
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