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五月の七日間のnsdのレビュー・感想・評価

五月の七日間(1963年製作の映画)
3.6
クーデター映画好きとしては外せない一作だが、レンタルも動画配信もなく、やむを得ずアマゾンでDVDを買うという最終手段にまで追い込まれて、ようやく鑑賞。クーデターを起こす側じゃなくて防ぐ側で描かれているのが新鮮。カーク・ダグラスの推測から徐々に全体像が浮かび上がる過程はスリリングで謎解き感もあって楽しい。ただ、クーデター発覚後は割と簡単に事態が収束するので、物足りない感はある。ラストの大統領の演説は、トランプが聞いたらどう思うだろう。核廃絶条約が発端とは、何ともタイムリーではある。
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