bluetokyo

タッチ2 さよならの贈り物のbluetokyoのレビュー・感想・評価

タッチ2 さよならの贈り物(1986年製作の映画)
2.8
夏の大会が終われば、翌年の春の選抜のための秋季大会となる。なのにタッチでは秋季大会が出てこない。秋季大会がないので、春の甲子園もない。なんか、本当に高校野球の世界なのかと思ってしまう。なんで、野球は出て来るけど、高校野球にはリアル感がないのだろう。頭も坊主ではないし。浅倉南が、いきなり新体操というのも出来るものなのだろうか。スポーツはあっても、そのまわりの社会とか組織については、リアルではないのだ。テニスでもバレーボールでもなく新体操なのは、一人の若い女性としての肉体の観賞するということに尽きる。
もう一つ、地区大会なのに、客席が埋まるほど盛り上がることはないはず。これも、野球はあっても、社会の中の高校野球は存在しないからだろう。それは、観賞としての野球だからだ。喫茶店や自室のシーンが多いのも、そこからの観賞としての甲子園ということだろう。
翌年の地区大会決勝でホームランを打たれて達也が負けるまで。負けるシーンがこんなにドラマチックなのは興味深い。
ブレッド&バターって名前だけはずっと前から知っていたけど、こんないい曲を歌っているのだと、いまさら気付いた。
bluetokyo

bluetokyo