毛と毛の間の空気

タッチ2 さよならの贈り物の毛と毛の間の空気のレビュー・感想・評価

タッチ2 さよならの贈り物(1986年製作の映画)
2.6
懐かしくて鑑賞。
子供の頃日曜の19:00を楽しみにしてました。

充分な大人の年齢になって
子供のアニメでは無かったなーってのが新たな感想。
大切な存在を失った人間の、
悲しみや葛藤、尊重すべき感情や、そうじゃない感情の選択、大切にすべき事と己との天秤。
其々の立ち位置でよく表現できている。

和也を取り巻く登場人物の誰一人、選択を間違えていない。
だからこそお互いに苦しむ描写に胸が苦しくなった。

映画の約2時間という枠の中で凝縮されすぎて物足りない感覚を除けば良くできていると思う。