劇場版タッチ2。
1作目において、夏の大会決勝戦で和也が死ぬとこまでを描き、その続き。
達也は正式に野球部に入り練習を重ねていき、南は新体操と野球部マネージャーを掛け持つ。新田は恋でも野球でもライバル宣言。そして、2年の夏へ。
試合を重ねる毎に仕上がっていく達也。
和也が乗り移ったかのように、和也のピッチングフォームに重なっていく描写が、なんか痛々しくて切ない。
そして決勝戦は新田の須美工と。
和也の影を追いつづける達也に対し、2打席連続でわざとバットを振らず、3打席目で楽々ホームランを打ち、渇を入れてくれる真のライバル新田がやたらかっこいい。
弟の死という喪失と向きあい、苦しみ、ライバルが目覚めさせてくれた、そんな2作目だった。