ビッグ・フィッシュのわくわくさんのレビュー・感想・評価

至高のファンタジー映画
こんなにも美しい空想があるのだろうか
どこか掴めなくて輪郭の捉えられない、言うなればおとぎ話
でもそこに確かに実在していて、この先もずっと変わらないのだと思う

父親に対して感じてた憤りが溶けていく
その中で見えてきたのは話の事実ではなく父親の姿
本当に知りたかったのは決して事実ではなくて、ひとりの人間の本質

これぞ真の"ファンタジー"だと思う
視覚的ファンタジーの代表だと思っていたティムバートンがこんな映画を撮るとは思ってなかった
本当に本当に、素敵な映画