絵本の中に入り込んだかのようなファンタジーなティム・バートンの世界に魅せられた。
ポスターにもなっている水仙のシーンがとても幻想的で美しかった。
見終わった後に、空想と現実の狭間で一体何が真実なのかを探し求めていた自分があまりにも愚かだと気づいた。
たとえこの話が空想だとしてもそれで良いじゃないか。
だって人生は面白い方が良いから。
現実世界は大抵つまらないし辛いし悲しいことの方が多い。
だから楽しく生きるためには物語が必要なのだ。
物語は生きる力で、無くてはならない存在だ。
私にとってそれは映画なのかもしれないな。