Hoshiduru

ビッグ・フィッシュのHoshiduruのレビュー・感想・評価

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)
3.3
生きた世界で私は死のう

予想と違う方向に舵が振り切られて驚いてしまった…。素敵なお話だなあ。この作品は何というか、ティムバートンが作ったということに価値があるような気がするのはなぜなのか。
父と子の物語としては、何というかちょっぴり足りない感じがする。観客それぞれの父親との関係にもよるかもしれない。
「相手の世界に自分は存在していない」という感覚(うまくいえないのだけれど)は何となくわかる気がするなあ。

嘘つきと思われた男の一生を彼を信じない者の視点から描いた話として観たほうが作品としては合ってる気がする。

後半の展開がとても好きですが、前半の作り話があまりハマらなかったのがもったいないかなぁ。
空想の世界で生きる者の世界を描いてくれたことに満足しての点数です。ティムバートンの世界ですねこれ。好き嫌い分かれますよねー。私の祖母の世界もこんな感じです。私の世界も割りとこんな感じかもしれない。と思いながら観てました。
とにかくこういう話は好きだ。欲を言うならもう少し哀しさプラスで!!

p.s今度メニュー(コーヒー)が英国俳優というカフェに行くのですが、誰を頼むか迷う…そんな中、ユアンマクレガーだけ知らなかったので観ました。結果、ユアンマクレガー好きだーー。(あと、よく考えれば私はコリンファースが一番好きなのでコリンを頼みますわ!)
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