右翼系テロリストの凶刃に倒れた左翼系政治家ヤマセンこと山本宣治の半生記。
同志社大学の講師→労働運動の指導→労働農民党の党首として活躍→治安維持法をはじめとする大弾圧→右翼団体の活動家に暗殺されると…
山本薩夫監督が描いた治安維持法の怖さ。
大学教授として性教育・産児制限法を講義して、やがて国会議員に当選した山本宣治の半生を描いた社会派ドラマ。
右翼の凶刃に倒れた主人公の凄絶な半生。
当時の本…
「ヤマセン」こと山本宣治が右翼青年に暗殺されるまでの儚い生涯を記録的に綴ったドラマ。どうも台詞が直接的で恥ずかしくなる。
「プロレタリアが」どうの「民衆の声が」どうのと…。この監督のイデオロギーが…
浅沼稲次郎が右翼青年によって暗殺されてから1ヶ月も経たないうちに、山本宣治暗殺を描いたこの映画を公開していることに驚く。
同年の大島渚『日本の夜と霧』といい、この時代の日本映画が持っていたアクチュア…
すごかった。国会答弁のシーンとか、現在と同じすぎてびっくりした。
権力本当にこわい。人を人でなくす。どうすれば歯止めをきかせられるのか。
ユーモアの大切さ、人の弱さを認めること、自分の意志に従うこと…