諏訪監督のは先日みた『ユキとニナ』のときも思ったんですけど、もやがかかったみたいな淡い色あいに、定点カメラみたいな長回し、とにかく長回し。ユキとニナは女の子2人のストーリーだったし、この長回しはセリフどうなってるの?子役や俳優たちはこのセリフみんな覚えてんのか、即興…なわけないか?逆にリハーサル何度もしてるとか?どうやってるんでしょう。
今回の長回しもすごかったー。「間」がね、すごいですね。沈黙とか。
誰かの本当の日常を覗いてるみたいで、だけどそれが飽きないのは映画的だからか。
それが離婚決めた2人だっていうんだから…。
うううなんか決定的に嫌なことになるのかなー、と、ハラハラして見てしまう沈黙の数分間。
マリーの女優さんの演技がとにかくすごい良かった。ロダン美術館での旧友との会話とか、あれ子役もいたし、どうやって撮影してたんだー。