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九龍大捜査線のLEEのレビュー・感想・評価

九龍大捜査線(1993年製作の映画)
3.6
追龍あたりの時代の汚職だらけだった香港警察に狄龍が正義の鉄槌を下す!
力強い一作だった


Z風暴などでも描かれたICACの成り立ちを描いた本作
大捜査線ということでチームで汚職を暴いていくアンタッチャブルのようなストーリーなんだけど、かなりパワープレイが目立つ笑
香港らしくていいんだけど、何か一つ知的に敵を欺くシーンは欲しかったかもしれない
あと仲間の扱いが割と雑で、メインのキャラの個性や特技をもっと伸ばしても良かった気がする(特にマギーチャン


アクションを手がけたのはトニーリャンと元華
元華のアクション設計の大味な部分が出てしまっていたのは残念
でもアクションシーンが結構多かったのは良かったし、ラストの敵の用心棒とのアクションは中々良かった
狄龍も体を張って戦ったり船に引っ張られたりしてしました


もうちょっとチームものとしての面白さを掘り下げてくれたら、より良くなった気がする一本でした
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