ピエール

劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲のピエールのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ポケモンちゃんと観たの初めてです。
フシギダネの鳴き声って「ダネ!ダネフシ!」なんだとか初めて知ったことが色々あって面白かった。

人間に作られたクローンポケモンであるミュウツーが自分の存在意義に悩む話。
映画第1作目からこんな重たいテーマの話やるんだとちょっとびっくりした。

テーマは面白かったけど結末があまり納得出来なかった。
ミュウツーは自分がなぜ生まれたのか、コピーだからポケモンですらない自分の存在意義に悩んでいた。

おそらくカスミの最後のセリフ「いるんだからいるんでしょうね」がこの映画の結論なんだと思う。
本物もコピーも、今同じように生き物として生きていて存在意義は誰にも分からないというのは至極真っ当だし正しい結末だと思う。

でもそれはやはり本物だからそう思えるんだと思った。なぜなら本物は存在意義に悩む必要がないから。だからこそミュウは無邪気ともいえる振る舞いが出来るんだと思う。ミュウツーにはミュウツーの、コピーにはコピーとしての存在意義が必要だったんじゃないのかなと思った。
ピエール

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