このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに見たが、やはり傑作。感情移入せずにはいられない作品。
最強のために人から造られたミュウツーは強さでしか自分の存在価値を見出せない。だからこそオリジナルよりも強いコピーを造り、自分たちの存在価値を示そうとする。その姿に思わず涙。
闘いをやめさせるために割って入ったサトシ。動かなくなったサトシ、ピカチュウの悲痛な鳴き声に思わず涙。
オリジナルもコピーも目から涙を流す。それは、ミュウツーがかつて教えてもらった感情の証、生きていることの証。みんな生きている、感情を持っている、それでいいじゃないか、名場面ですね。思わず涙。
80分もない作品ながら、とんでもなく深い作品。メッセージの伝え方もとても巧みで映画として完成していると思う。ありがとうございました