YasuhitoArai

人間廃業のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

人間廃業(1931年製作の映画)
3.3
ロバート・シオドマク監督作品。
脚本:ビリー・ワイルダー。
ある男は自殺をしようにもできないため、殺し屋を雇って自分を殺させようとするも、ある女性と出会いまた生へと執着するが・・・という話。

30年代初期ドイツのトーキーでのコメディ。けっこうドタバタしている。脚本にビリー・ワイルダーが入っていて、確かにビリー・ワイルダーっぽさを感じられた。特に後半。
カウリスマキの『コントラクトキラー』と同じような展開。

人を殺そうとするコメディなので、ブラック要素がある。火が出る椅子のギミックが面白かった。
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