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イヴちゃんの花びらのにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

イヴちゃんの花びら(1984年製作の映画)
4.0
謎の美女イヴちゃんが行き場なくフラフラして色んな男にからだを預ける。出会い頭のインスタントなエッチなので基本まともな前戯のないあっさりした濡れ場なんだけど、途中で出逢うジェントルマン花上晃だけはすっげえ丁寧な前戯でこってりしていて、やっぱりジェントルマンはジェントルなんだなとしみじみする。しかし次第にこいつがただのエロオヤジだということが明らかになりそれもまた味わい深い。バックパッカーだけはしっかり素性がわかって、あとの登場人物はイヴちゃん筆頭に謎な人たちばかりである。海や山や湖や星空、映像がずーっときれいで、イヴちゃんはずーっと妖精のようにフワフワして、ストーリーも何もないんだけどなんだか多幸感のある、夏休みにピッタリな心地よいロードムービー。

【次回作・イヴちゃんの姫】
filmarksにない。3.6。金子修介らしくユーモアがあってエモくてイヴちゃんがしっかり妖精。
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