矢吹

われに撃つ用意あり READY TO SHOOTの矢吹のレビュー・感想・評価

3.8
独特のタッチとカット。静止画と無音の混ぜ合わせ方によって、体の中で響く音たるや。
やばすぎるので小さくしてください。

街の中の、その過去の中にある街と、
平成に死す、あの昭和の男。
桃井かおりさんかっこいいし、
ふいに訪れる撃つ用意の要るもの、はまじで、すげまじです。
ついでにあれから、新宿歌舞伎まちは、なんの風情も色気もない街になってる気はしますから、取り戻したい。
一回さ、一週間でいいんで、デカくて汚い野良犬とか大量に放ちましょう。新宿浄化のための汚染化計画だ。地ならしです。意味がなかったらやめたらいいんで。

安保闘争、京大闘争、俺らはあのときさ。
の生き方による、過去と嘘がようやく迎えにきたぜ。
って、いうのはもう幾つ寝た後かわかんないほどわかんないけど、
結局まんまと、こちらから引き寄せることもある。そうせざるを得ない、体たらくだ。2023。
宴もたけなわと言うことで、俺は帰る。帰ります。

若松孝二を久しぶりに見た。
作品の演出はあまり、にもドラスティック。
な部分もあるけど、全体見れば、ちょうどいいか。

しかし、やはりハードボイルド。
ハードなボイルドがすぎるかもな。
もうすこしで、この時代に返ってくるとは思いますけど、周期的に。30年周期ぐらいでカルチャーは帰ってくる気がするので、そろそろでしょう。ハードボイルドブームに備えて、いますぐタバコに火をつけろ。
ランボーに近い原田芳雄と、アメリカ映画みたいな拳銃と展開。
これはこれで最高のジャパン映画。
オールロケ。ならではの生き生き生きている人たち。
タイトル、オープニングもかっくいいのよ。
全体通しては、ちゃんと、流石にそう言う展開になりすわな。
って感じですけど
なるほどざ。歌舞伎まち。
一応ここでは、KABUKIMACHI。はCV向井秀徳でお願いします。
いつでも誰でもぶっ殺す覚悟を決めた男たち!
違う曲の話になっちゃったぜ。
いやこれも全部、歌舞伎町の話だな。
で、大丈夫かな。
自問自答。
矢吹

矢吹