上方落語界の重鎮が死んだ。偉大な師匠を偲んで弟子たちが酒を片手に猥談に花を咲かせる。どストレートな下ネタだらけ。◯◯◯や◯◯◯といったワードが飛び交って、当然卑猥ではあるが、不思議と気品のようなもの…
>>続きを読む深夜のテレビ放送で一部だけ見て、全編見てみたいと思いながら10年以上経った作品。
やっと全編見られた!
見る前は、下ネタ多めでつまらないかもと思っていたけど、予想以上に人情モノとしての深みがあって…
このレビューはネタバレを含みます
俳優の津川雅彦が、偉大なる映画人である祖父のマキノ省三、叔父のマキノ雅弘からマキノ性を襲名し、マキノ家3代目監督マキノ雅彦として初メガホンを取った意欲作。
100年に1人といわれた稀代の噺家で上方落…
【「中の下」の映画かな?】
マキノ雅彦(津川雅彦)監督作品。
落語の老師匠が瀕死の床で弟子たちに依頼した秘事から始まって、お通夜の席で弟子や親戚縁者が思い出話を語りあかす。そして通夜はそれでは…
これは、よっぽど落語好きで
「地獄八景」や「らくだ」のネタはちゃんと知っていて、
六代目とか歌さんとかのエピソードも聴いたことがあって、
なおかつ「都都逸」や「ちょんこ節」などもある程度知ってないと…
火葬する前。つまりは死者の肉体が存在する最期の一日。
だからこそ死者を楽しく送り出そうと考えてバカ騒ぎをする。
これがタイトルの一日中起きている寝ずの番だ。
というがこのバカ騒ぎはある意味死者に失…