火葬する前。つまりは死者の肉体が存在する最期の一日。
だからこそ死者を楽しく送り出そうと考えてバカ騒ぎをする。
これがタイトルの一日中起きている寝ずの番だ。
というがこのバカ騒ぎはある意味死者に失礼千万だ(笑)
これをクリアしたのは、死者は上方落語の専門だから。
これによってエロありおバカあり下世話話ありだ。
死者と一緒にダンスや、三味線エロ話大会など無茶苦茶し放題の一日を楽しく描く。
これで過去を振り返ることによって、各人の個性が出てくる。
笹野高史が妙におかしかったが、その他の弟子連中も会話が達者だ。
意外なことにプリンプリンの田中がいいアクセントになっていた。
ただこれを素直に好きとはいい難い内容ではある。