ダイナ

マスクのダイナのレビュー・感想・評価

マスク(1994年製作の映画)
4.6
10年以上振りの再鑑賞、内容はほとんど覚えていましたが最後まで夢中に。もうずっと面白い。マスクパートはもちろんのこと、通常のイプキスシーンも行動と会話が面白くて脚本や小ネタ・ジョーク、ジム・キャリーのポテンシャルが最高にマッチしてます。キャメロン・ディアスは良い意味でハイクオリティCGみたいな美しさで、イプキスと同じく見惚れちゃいました。好きなシーン書いておこうと思いましたがギャグ全部好きなんだよなあ。「バットマン・フォーエヴァー」でジムキャリー演じるリドラーにマスク味感じるのは自分だけでしょうか。公開も1年違いということでなんかキャラが重なって見えます。

風船貰って喜んじゃう暴漢とか、先に強盗されて呆気に取られる強盗達とか、警察と一緒にダンスとか、あーもう楽しすぎる。マスクの存在も好きだけどそれを盛り上げるのはマスクに翻弄される人達あってこそ。自分は対立している陣営が感情をシンクロさせる描写に弱いことに改めて気付かされました。

人間は誰しも比喩的にマスクをつけていて本当の自分を隠していますが、本作はマスクをつけることで欲望が解放されるんだから面白いです。金ローのリクエスト企画、月1ペースでやってほしいですね。実現したらなるべく視聴率に貢献しますので…。
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