逃げるし恥だし役立たず

マスクの逃げるし恥だし役立たずのレビュー・感想・評価

マスク(1994年製作の映画)
2.5
冴えない銀行員のスタンリーがある日拾った不思議なマスクを被った瞬間にスーパーヒーローに変身する物語。映画界にジム・キャリーという人物を知らしめた作品。
物語は至ってシンプルな痛快作、何も考えずにジム・キャリーを楽しんで欲しい。本作の最大の魅力は、当時の最新CG技術を駆使して再現したヒーローのマスク(ジム・キャリー)ではなく、マスク装着前の終始笑顔ではあるが自身の要領の悪さから自問自答の日々に落ち込む青年スタンリー(ジム・キャリー)である。痛快なヒーローと悲哀のピエロを見事に熱演。
キャメロン・ディアスもお色気ヒロインを自身の環境に疑問を抱く女性として好演。尚、主役はワンちゃんのマイロ君です(ウソ)。