【夜のペルソナ】
チャック・ラッセル監督×ジム・キャリーのドタバタ変身コメディ。
〈あらすじ〉
冴えない銀行員のスタンリー（ジム・キャリー）は、あるとき不思議なマスクを拾う。家に帰り何気なくそのマスクを着けたとたん、猛烈な竜巻と共に彼の中にもう1人の自分「マスク」が出現。そして彼はその力を借り、ひと目惚れしたクラブ歌手・ティナ（キャメロン・ディアス）に近づこうと試みる…。
〈所感〉
表情筋の王ジム・キャリーの代表作。彼が冴えないサラリーマンは無理がある。太陽神ニカとなったルフィのように目が飛び出したり、体がペラペラになったりとSFXを用いた漫画的な表現がとても楽しい。そしてキャメロン・ディアスのデビュー作ということで若く、モデルのようにスラッとしている。すべてをその場の力学とノリで解決するという、あまり好きなタイプの作品ではなかったが、アニメのように見れて一見の価値がある。仮面がその辺に落ちてたら間違っても付けちゃいけないよ。
