観た中では圧倒的に成瀬のベスト
夫婦という関係のリアルではなくリアリティがある。そう思わせてくれる会話に見せかけたアクションの応酬。それが最後の紙風船に集約される。
画面の奥行きと境界線の作り方が凄…
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昭和の男っていいなぁ(なんて、最悪な感想を言いたくなるくらいに、佐野周二がイラつく)。そして、それ以上に、原節子が『めし』のときよりもめんどくさい。一緒に映画に行きたくないとかゴネてるの、慎み深いと…
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今回ははっきり言う原節子、野良犬ノラちゃんを可愛がってる。赤電話がご近所について便利、洗い物にはポンプで大変。昭和の日本満喫できます。旦那さんは常に「おい。」
幼稚園の遠足で「くたくたでございますわ…
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“しっかり!もっと強く👊その意気で♂️”
惚れ惚れする風船🎈エンディング。
登場人物皆口を開けば“男ってものはね~”と。溝口言うところの実に“キンタマのない”成瀬らしい作風だ。『めし』のほのぼのユ…
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<倦怠期の溝を埋めたい夫婦の葛藤>
結婚4年で既に倦怠期を迎えた夫婦が、気づかない間に生じた溝を埋められずにいて、夫の勤務先では会社合併によるリストラ話が持ち上がり、今後の生活に不安を抱える夫と冷…