結婚して4年。倦怠期の夫婦に起こる様々な出来事を軽快なリズムで描く作品。割と暗い方に行きがちなテーマではあるけど、重くなりすぎないのが良い。割とシュールでちょっと笑える場面も多かった。何でもしっかり…
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人間対人間。
最後手前ちょっとうとついて寝てしまったけれど。紙風船バンババン。
蕎麦屋の切符でいったいいくつの蕎麦が買えるのだろう。
左手前に笑い上戸なひとがいた。かなりささいなことでも笑っ…
いつの時代も男と女(夫婦)ってこうなのかな…
これだけ客席で笑いが起こる映画は初めてかも。
人生経験豊富そうな方々が多かったので、みなさん私と同じように自身の人生を省みていたのかしら…
あの終わ…
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驟雨とは急に降りだしてすぐに止む雨のこと。いわゆるにわか雨のことだが、これはうまくつけたタイトルだと思った。
オリジナルは岸田國士の戯曲『にわか雨』で、言葉のひとつひとつのチョイスが巧みな会話劇だ。…
シリアスさとコミカルさの共存した台詞の応酬の魅力。
夫婦(家族)は最も近い他者である。
故に室内シーンで多用される奥行きのある部屋1にいるAさん、部屋2にいるBさんを同時に捉える構図によってその境…
仮にもし本作が小津安二郎『晩春』の続篇だと仮定してみたら急に面白みが湧いてきた。
細部を見ると台詞の掛け合い一つ一つにかなり神経が使われているが、全体は大味にならないように小気味よくまとまっている…