圧倒的超絶最強大傑作(語彙力)
今のところ『めし』と並んで成瀬のベストか。。。
『めし』同様、問題を抱えた子供が不在の夫婦映画なのだが、本作の佐野周二がモラハラ夫感ある。
お互いの文句を言い合う町内…
1956年にこんな映画を作っていたとは。
専業主婦が当たり前。
女は男の三歩後ろを歩くのが当たり前だった時代に、
強く逞しく生きる女達。
小津映画ではいつも慎ましやかな女性を演じていたが、
成瀬映…
このレビューはネタバレを含みます
人間対人間。
最後手前ちょっとうとついて寝てしまったけれど。紙風船バンババン。
蕎麦屋の切符でいったいいくつの蕎麦が買えるのだろう。
左手前に笑い上戸なひとがいた。かなりささいなことでも笑っ…
いつの時代も男と女(夫婦)ってこうなのかな…
これだけ客席で笑いが起こる映画は初めてかも。
人生経験豊富そうな方々が多かったので、みなさん私と同じように自身の人生を省みていたのかしら…
あの終わ…
このレビューはネタバレを含みます
驟雨とは急に降りだしてすぐに止む雨のこと。いわゆるにわか雨のことだが、これはうまくつけたタイトルだと思った。
オリジナルは岸田國士の戯曲『にわか雨』で、言葉のひとつひとつのチョイスが巧みな会話劇だ。…
シリアスさとコミカルさの共存した台詞の応酬の魅力。
夫婦(家族)は最も近い他者である。
故に室内シーンで多用される奥行きのある部屋1にいるAさん、部屋2にいるBさんを同時に捉える構図によってその境…