初代FBI長官として醜聞戦略などの荒技をもって自身及び組織の権威を底上げしていったJ・エドガー・フーバーの生涯を描く。
多分その型破りな半生は事実をなぞるたけでもドラマチックな物語になったと思うが…
イーストウッドによるFBI長官のJエドガー・フーバーの伝記映画。淡々として長いのが残念だが、フーバーの人間らしいところを濃密に描かれている。もう少し短くしても良かった気もするが、スピルバーグの「リン…
>>続きを読むFBIという組織の功罪を一人の人間に凝縮しすぎなのでは。それこそ口述筆記させている自伝のごとく、盛っているという狙いでもあるのなら別だが。性自認や母親の抑圧がパーソナリティや社会的思念に影響を与えた…
>>続きを読むレオナルド・ディカプリオがロバート・デ・ニーロばりの変化を見せる。
FBIを創った男、フーバー。コンプレックスに凝り固まった歪んだ人格を持つ男。絶対に権力を持たせてはいけないタイプの男は違法に大統領…
FBIの長官となったフーヴァーが過去を回想する、という形で語られるこの映画は、灰色がかった色彩で画面が覆われて、ずっと暗い。しかし現在のパートは明るく彩られ、彼の死もそんな明るい画面の中で起こる。
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今年の鑑賞本数: 34本目
評価項目
1. ストーリー: ★ ★ ★ ★ ★
2. キャラクター: ★ ★ ★ ★ ☆
3. 演技: ★ ★ ★ ★ ☆
4. 映像美: ★ ★ ★ ★ ☆
5. …