かおる

J・エドガーのかおるのネタバレレビュー・内容・結末

J・エドガー(2011年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・エドガー・フーヴァーの生涯のうち、彼のキャリアにスポットを当てて描いた作品。


全体的にはおもしろかった、というか興味深い作品でした。
当時のアメリカの流れはなんとなくしかわかっていないこともあり、若い頃と晩年のエピソードが交互に出てきて進んでいくので、はじめは混乱。途中から慣れてきた。
なんと言っても老けメイクがなかなか…はい。ねえ。
あと画面があまり明るくないのと、色んな出来事てんこ盛り(これは歴史をちゃんと知っていればまた感じ方が違うと思われる)なのと、さらに長さもあってギブアップしそうになった…けれど、最後まで観たからこそおもしろかったと思えたと思います。

それにしても、なんとなーーく聞いたことはあったけど、仕事の仕方がやべえやつだなあと。やばいとかじゃない、やべえ。
同性愛の描写はまあわかりやすい(直接的ではない)けど、異性装の描写は匂わせ程度というか、時間で言えば無いに等しいものの、彼があの時どんな気持ちだったのかわたしには想像も出来なかった。
秘密主義というのは色々想像を掻き立てるなあ。
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