一般的にフーバーと言えばFBIの初代長官というイメージがある。
だが描かれるものは彼にホモセクシャルな傾向があるとか、独善的な性格などかなりアクの強い人物であることが分かる。
そしてフーバーの伝記映画ではなく、これはフーバーが関わった事件の経過を描くものである。
リンドバーグの愛息誘拐事件など知らなかった側面はやはり興味深い。
ただしイーストウッドの演出にはかなり賛否が分かれそうだ。
ディカプリオの老けメイクと、時間軸の交互の代わり。
伝えるべき物語が何処なのか。イーストウッドの意図がいまいち読み取りにくい。