これはWOWOWオンデマンドではまもなく配信終了ということだったので、とりあえず観てみました。初代FBI長官Ｊ・エドガー・フーバーの伝記映画で、2011年のクリント・イーストウッド監督作品ですね。
彼のことは全く知らなかったけど、24才の若さで捜査局長に任命され、それから77才で死ぬまでの間トップの座に居続けたというのは、今ではほとんど考えられないことで、それが権力の乱用につながることになったのかな。
マザコンやホモであることを隠すために、見栄を張っていたようにも思えたけど、いずれにしても人間的にはそれほど魅力を感じられず、伝記映画にするほどでもなかったような気もしましたね。
でも、1930年代から60年代のアメリカの歴史というのは、デリンジャーもアル・カポネもリンドバーグもケネディもキング牧師もニクソンも数々の映画で描かれているので、むしろ日本の歴史よりもよく知っているんじゃないかと思うほどでした。
私は、ジェームズ・キャグニー、シャーリー・テンプル、ジンジャー・ロジャースなどの出演映画も結構観ているし、FBIの長官よりもむしろそっちの方に興味が沸いてしまいましたね。😅
