mana

七人の侍のmanaのレビュー・感想・評価

七人の侍(1954年製作の映画)
4.8
七人の侍じゃなくて、六人の侍と一人の百姓の話。リーダーの「勝ったのは農民たちだ」は農民たちに言ってるんじゃなくて、侍になれなかった百姓"菊千代"への言葉だと思う。

古典版ワンピースぽい!てかワンピースこれ元ネタ?
少年漫画の原点というか、侍アクションだけじゃなくて仲間との絆、本当の強さとは何か、身分違いの恋とかヒューマニズム的な要素が強くてずっと面白かった。そして馬を操ってんだが操られてんだかわかんない菊千代とかコメディとしてもめっちゃ面白かった。

7人それぞれ個性のあるキャラだけど特に久蔵がまじいいキャラしててかっこよかった。渋い。

最初マジで何言ってるかわからんすぎて終わったかもって思ったけど、カットとか表情とか目の動きとかがわかりやすくて全然問題なかった!

観てよかった。

百姓ってのはなあ、けちんぼで、ずるくて、泣き虫で、意地悪で、間抜けで、人殺しだ!ちくしょう!だがな、こんなケダモノ作りやがったのは、一体誰だ?おめえたちだよ!侍だってんだよ!

〇〇 
〇〇
〇〇

mana

mana